物流コンサルタントの日々改善! アウトソーシングと3PL(7)

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いよいよ入札のプロセスに入ります。入札は今まで質問票に回答いただき、現場訪問を行い経営者の話を聞いて「この会社となら取引を行っても大丈夫」と思われる候補会社を対象に実施します。

この入札を行うにあたってポイントとなるのが「仕様書」です。この仕様書をどこまできっちりと作成できるかが、今後の取引の成否を握っているとも言えるでしょう。

荷主会社が3PLに仕事を発注したものの、思ったような成果が上がらなかったと嘆く前に、しっかりとした仕様書を作ってそれを各3PLに提示してあったか、について考えるべきです。

自分の思いをしっかりと伝えないと相手もその真意を掴みきれないところがあります。最低でも物流スペックは伝え、最低限の仕事をしてもらう必要があります。

仕様書には次のような項目を入れます。
荷量情報(月間、日当たり、m3、kg)、発地、着地(所在地)、荷姿情報 、トラックサイズ、日当たり輸送回数 、積載率考慮の可否、個建て、車建ての区分、高速道路の利用可否、積込条件(荷揃えの有無、荷揃え場までの距離)、荷降ろし条件(荷降ろし場の数、荷降ろし場までの距離)、改善提案

これは一例ですので、これ以外にも必要と思われる項目は網羅しておくことが望まれます。特に最後の項目の「改善提案」については必ず入れましょう。

契約期間は3年程度が望ましいと思います。この3年間という期間は短くもなく、長くもなく、3PL側がトラックなどの投資を行うにあたってもちょうどよい期間だと考えられます。

3年間付き合うのであれば、その間で「改善提案」をしてもらうことが条件になります。3年間の価格は事前に決めるとしても、それ以外に何かコストダウンに寄与するようなアイデアを出してもらうのです。

これは3PLの定義からも無理のないお願い事項だと言えます。いくら価格が安くても、新たな提案ができない会社では困ります。まずはルート変更や積み方の改善などのちょっとした改善アイテムから、将来は「改革」と言えるような大きな提案が欲しいところです。

次回に続きます。

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