物流改善ブログ 物流コンサルタントの日々改善!

週に3回「物流改善に関するブログ」を発信しています。題して「物流コンサルタントの日々改善!」です。それぞれ1分程度で読めるようになっていますので、お時間のある時にご覧下さい。

 

5月17日以前の記事は以下からご覧下さい。

それ以降につきましては右側のインデックスからご覧下さい。

2013年

5月

17日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(6)

【お知らせ】物流人財育成のための無料動画セミナーを開始しました!

 

今回のテーマは稼ぎの源泉は現場力!物流技能向上施策を導入せよ!」 

です。サブタイトルを~顧客のハートをつかめる人財を育てるために~

ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

5回に分けて動画つきのメールをお送りいたしますので、好きな時間にご覧いただき勉強していただければ、と思います。

 

お申し込みは以下からお願いします。

 

PCの方

https://24auto.biz/keinlogi/touroku/entryform3.htm

 

携帯電話の方

https://24auto.biz/keinlogi/touroku/sp/entryform3.htm

 

 

【本日の内容はココから】

 

最後に「M変更管理」という役割について説明していきたいと思います。4Mとは次の4つの頭文字を示しています。

 

Man      

Material   モノ

Machine   設備

Method   方法

 

これらは現場運営に必須な要素です。そしてこの要素のどれかに変更があると何かしらの問題点が発生しやすいことが経験則上明らかになっています。

 

そこで物流監督者はこの4Mのいずれかが変更になった場合の行動指針を作成し、部下に徹底しておくことが望まれます。

 

たとえば今までやっていた作業者が変更になった場合には、隣の工程の作業者とダブルチェックを行うとか、ピッキング方法を変更した場合には最終梱包工程で再度リストとの付き合わせを行うなどの決めごとを設定します。

 

物流作業で最もよく聞く話は「人の変更」に伴うミスの発生です。このような人の入れ替えがあった場合には要注意と考えた方がよさそうです。

 

ある会社を訪問した時にこの4M変更管理について工夫していることを見つけました。一つは4M変更管理ボードの設置です。現場の目立つ所に4M変更時の留意点を書いて示してありました。

 

もう一つが4M変更管理手帳の作業者への配布です。ポケットサイズの手帳を作成し、その中に4M変更が発生した場合の行動指針が記されていました。

 

またこの指針がきちんと守られるように定期的にミーティングの場で徹底していることも非常に良い方法だと感じた次第です。

 

いかがでしょうか。物流監督者の役割についてご理解いただけたものと思います。物流現場力を左右するのは物流現場監督者のマネジメントです。

 

大変かもしれませんが、物流監督者をしっかりと育て、現場運営をスムーズに進められるように努力をしていきましょう。

 

 

物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所

http://www.keinlogi.jp/

 

工場管理 好評連載中! 5月号「これだけ持って行けば万全!海外工場支援者のための『物流指導7つ道具』第7回 道具4 物流会社選定ツール(下)」http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

Logistics Trend
 好評連載中! 4月号「物流のiPS細胞を探せ!!製造SCM進化論 第5回調達物流進化論(下)」
http://www.logistics-trend.com

初回講座で合格率93%をたたき出したスーパー講座!「物流現場リーダー育成講座2013

http://www.youtube.com/watch?v=afH_EwY8qfI

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2013年

5月

15日

物流コンサルタントの日々改善 物流監督者の役割について考える(5)

【お知らせ】物流人財育成のための無料動画セミナーを開始しました!

 

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ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

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物流監督者の役割について考える(5)

 

物流監督者の役割に作業観察があることは前回ご説明しました。この作業観察は計画的かつ定期的に実施していくことが望ましいでしょう。

 

監督者は自分の月間計画や週間計画の中に必ず作業観察の時間を確保するようにします。そして一カ月でできれば職場のすべての作業を観察できるようにするといいでしょう。

 

この作業観察を通して部下が正しく作業を実施しているか把握し、もし標準作業を守っていなければその場で注意して直させることが必要です。

 

作業観察にはもう一つの役割があります。それは今の標準作業の改善です。日々私たちの仕事の環境は少しずつ変化していきます。

 

そして標準作業を設定してしばらく年月が過ぎると環境の変化に応じて現在に見合わない作業になっていることが考えられるのです。

 

そこでもしそういった点に気づいたならば標準作業の改善を実施しましょう。標準作業は「現時点での最良の姿」を示しているに過ぎません。当然のことながら条件が変わればさらに良い作業の仕方が出てくることになるのです。

 

次の物流監督者の役割は「異常時対応」です。日々ずっと何も問題が無く現場運営ができればそれに越したことはありませんが、そうは問屋がおろしません。

 

品質トラブルや未納といった問題点が必ず発生するのです。こういった異常時に物流監督者はどのような対応をしていけばよいのでしょうか。

 

当然異常時対応の緊急度は高まります。そこで必要な資源をそちらに振り向け、優先的に対応していくことが望まれます。

 

場合によっては協力会社にもSOSをかけなければならなくなることもあるでしょう。部下に緊急で休日出勤をしてもらうことも必要になるかもしれません。

 

できれば未納時の対応、品質不良発生時の対応、システムダウン時の対応など、考えられる異常事態発生に備えて行動マニュアルを作成しておくとよいかもしれません。

 

とにかくその場で慌てて必要な措置が取れなくなることだけは避けたいものです。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

13日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(4)

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ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

5回に分けて動画つきのメールをお送りいたしますので、好きな時間にご覧いただき勉強していただければ、と思います。

 

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【物流監督者の役割について考える(4)】

 

物流監督者が行う作業指導と定着化は標準作業書に基づき実施することがポイントになります。作業手順や作業の急所などが記入された標準作業書を作業者に見せて指導を行います。

 

実は物流監督者が部下を指導するための以下の「仕事の教え方のステップ」があるのです。

1.作業をしっかりと説明する

2.自らやってみせ、部下にやらせてみせる

3.教えたあとの観察を行う

 

物流監督者はこのステップにしたがって部下を指導していくことになります。

 

3の「教えたあとの観察を行う」は「作業観察」と呼ばれ、物流監督者の重要な仕事の一つになっているのです。

 

最初だけ部下に仕事の進め方を指導し、その後は作業者任せになっているケースがありますが、それでは監督者としての仕事をきっちりと行っていないと見做されます。

 

他者の仕事の仕方を見て自分で覚えろ、という風潮が残っている会社もまだあるようですが、これでは非効率的ですし、間違った仕事を我流でやってしまうことにもつながります。

 

こうならないためにもしっかりと3ステップに沿って実施していきましょう。

 

作業観察につきましては、あらかじめ観察のポイントを定め、そのポイントごとに正しく仕事がなされているかをチェックすることになります。このポイントは管理ポイント台帳という書類を作成してそこに記述しておきます。

 

たとえば倉庫管理作業の作業観察のポイントとして、「在庫管理の四原則」が守られているかをチェックするようにします。

 

ピッキング作業においては、現品とオーダーシートの番号、出荷ラベルの三点照合を行っているかどうかが作業観察のポイントだと考えられます。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

10日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(3)

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今回のテーマは稼ぎの源泉は現場力!物流技能向上施策を導入せよ!」 

です。サブタイトルを~顧客のハートをつかめる人財を育てるために~

ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

5回に分けて動画つきのメールをお送りいたしますので、好きな時間にご覧いただき勉強していただければ、と思います。

 

お申し込みは以下からお願いします。

 

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継続的改善に中には最初に挙げた標準化の改善というものも含まれます。標準化された仕事は標準作業と呼ばれますが、その標準作業とはその作業を標準化した時点でのベスト値ということになります。

 

つまり、その後に改善を加えることでその作業はより良い作業へと変化するのです。したがってそれもまた改善であり、物流監督者は標準化でさえ継続的改善によってブラッシュアップしていくことが求められるのです。

 

さて以上の通り、「物流現場の役割」を見てきました。次にいよいよ物流監督者の役割に話は移ります。さっそくそのポイントについて見ていきたいと思います。

 

まず物流監督者の役割について列挙してみたいと思います。それは次の5つになります。

 

1.作業の標準化

2.作業指導と定着化

3.標準作業の改善

4.異常時対応

5.M変更管理

 

最初の作業の標準化は現場の役割でお話させていただいた通りです。物流業務には必ず標準パターンが必要なのです。これに例外はありません。

 

なぜなら仕事の標準が決まっておらず、それぞれの作業者がまちまちなやり方をしたとなると、仕事のアウトプットにムラが出てしまいます。

 

Aさんがやれば高品質だけれど、Bさんがやると間違いが発生するといった現象が起こりうるのです。したがってまずは基本中の基本として作業を標準化することが物流監督者には求められます。

 

次に作業指導と定着化です。この作業指導は必ず「標準作業書」に基づいて行うことがポイントです。決められたことをきっちりと部下に守らせることが大切になってくるからです。

 

次回に続きます。

 

 

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2013年

5月

09日

物流コンサルタントの日々改善 物流監督者の役割について考える(2)

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ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

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標準化ができていない、これは物流業務では珍しいことではありません。中には標準化が完璧と言われる製造業でも物流業務だけは標準化されていないという話も聞きます。

 

「物流は波動の影響を受けるから」とか「物流業務はさまざまな作業がありパターン化しづらい」とかいった、もっともらしい理由を聞くことがありますが、これらはまったくの言い訳にすぎません。

 

今や製造業にとどまらず、病院やホテルなどのサービス業でも標準化が進みつつあります。こういった業種でもさまざまな業務があり、波動もあります。条件は物流とさほど変わりません。

 

つまり今までの業界の常識としてあまり標準化がされてこなかっただけと考えられます。要はやる気の問題と言えそうです。

 

次に人財育成ですが、現場の長である物流監督者にとっては大変重要な仕事になります。誰しも人を育てたいと思っています。ポイントはその人の育て方をどのようにやっていったらよいのか、ということになります。

 

これはまた別途詳しくお話の機会を持ちたいとは思いますが、簡単に説明しますと、個々の仕事に対する要求水準を定め、その水準と現状とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるような教育を行って着実にスキルアップする方法を実行していくということに尽きると思います。

 

物流監督者は自分の部下が着実に育つように目標を定めて育成を実行していかなければならないのです。

 

そして継続的改善です。皆さんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、「改善とは永遠」とも言われています。

 

改善を実行してもさらに次に改善すべきネタがみつかり、それをまた改善する。これを延々と続けていくことが継続的改善になるのです。

 

次回に続きます。

 

 

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最後に「M変更管理」という役割について説明していきたいと思います。4Mとは次の4つの頭文字を示しています。

 

Man      

Material   モノ

Machine   設備

Method   方法

 

これらは現場運営に必須な要素です。そしてこの要素のどれかに変更があると何かしらの問題点が発生しやすいことが経験則上明らかになっています。

 

そこで物流監督者はこの4Mのいずれかが変更になった場合の行動指針を作成し、部下に徹底しておくことが望まれます。

 

たとえば今までやっていた作業者が変更になった場合には、隣の工程の作業者とダブルチェックを行うとか、ピッキング方法を変更した場合には最終梱包工程で再度リストとの付き合わせを行うなどの決めごとを設定します。

 

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もう一つが4M変更管理手帳の作業者への配布です。ポケットサイズの手帳を作成し、その中に4M変更が発生した場合の行動指針が記されていました。

 

またこの指針がきちんと守られるように定期的にミーティングの場で徹底していることも非常に良い方法だと感じた次第です。

 

いかがでしょうか。物流監督者の役割についてご理解いただけたものと思います。物流現場力を左右するのは物流現場監督者のマネジメントです。

 

大変かもしれませんが、物流監督者をしっかりと育て、現場運営をスムーズに進められるように努力をしていきましょう。

 

 

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物流監督者の役割について考える(5)

 

物流監督者の役割に作業観察があることは前回ご説明しました。この作業観察は計画的かつ定期的に実施していくことが望ましいでしょう。

 

監督者は自分の月間計画や週間計画の中に必ず作業観察の時間を確保するようにします。そして一カ月でできれば職場のすべての作業を観察できるようにするといいでしょう。

 

この作業観察を通して部下が正しく作業を実施しているか把握し、もし標準作業を守っていなければその場で注意して直させることが必要です。

 

作業観察にはもう一つの役割があります。それは今の標準作業の改善です。日々私たちの仕事の環境は少しずつ変化していきます。

 

そして標準作業を設定してしばらく年月が過ぎると環境の変化に応じて現在に見合わない作業になっていることが考えられるのです。

 

そこでもしそういった点に気づいたならば標準作業の改善を実施しましょう。標準作業は「現時点での最良の姿」を示しているに過ぎません。当然のことながら条件が変わればさらに良い作業の仕方が出てくることになるのです。

 

次の物流監督者の役割は「異常時対応」です。日々ずっと何も問題が無く現場運営ができればそれに越したことはありませんが、そうは問屋がおろしません。

 

品質トラブルや未納といった問題点が必ず発生するのです。こういった異常時に物流監督者はどのような対応をしていけばよいのでしょうか。

 

当然異常時対応の緊急度は高まります。そこで必要な資源をそちらに振り向け、優先的に対応していくことが望まれます。

 

場合によっては協力会社にもSOSをかけなければならなくなることもあるでしょう。部下に緊急で休日出勤をしてもらうことも必要になるかもしれません。

 

できれば未納時の対応、品質不良発生時の対応、システムダウン時の対応など、考えられる異常事態発生に備えて行動マニュアルを作成しておくとよいかもしれません。

 

とにかくその場で慌てて必要な措置が取れなくなることだけは避けたいものです。

 

次回に続きます。

 

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【物流監督者の役割について考える(4)】

 

物流監督者が行う作業指導と定着化は標準作業書に基づき実施することがポイントになります。作業手順や作業の急所などが記入された標準作業書を作業者に見せて指導を行います。

 

実は物流監督者が部下を指導するための以下の「仕事の教え方のステップ」があるのです。

1.作業をしっかりと説明する

2.自らやってみせ、部下にやらせてみせる

3.教えたあとの観察を行う

 

物流監督者はこのステップにしたがって部下を指導していくことになります。

 

3の「教えたあとの観察を行う」は「作業観察」と呼ばれ、物流監督者の重要な仕事の一つになっているのです。

 

最初だけ部下に仕事の進め方を指導し、その後は作業者任せになっているケースがありますが、それでは監督者としての仕事をきっちりと行っていないと見做されます。

 

他者の仕事の仕方を見て自分で覚えろ、という風潮が残っている会社もまだあるようですが、これでは非効率的ですし、間違った仕事を我流でやってしまうことにもつながります。

 

こうならないためにもしっかりと3ステップに沿って実施していきましょう。

 

作業観察につきましては、あらかじめ観察のポイントを定め、そのポイントごとに正しく仕事がなされているかをチェックすることになります。このポイントは管理ポイント台帳という書類を作成してそこに記述しておきます。

 

たとえば倉庫管理作業の作業観察のポイントとして、「在庫管理の四原則」が守られているかをチェックするようにします。

 

ピッキング作業においては、現品とオーダーシートの番号、出荷ラベルの三点照合を行っているかどうかが作業観察のポイントだと考えられます。

 

次回に続きます。

 

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10日

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今回のテーマは稼ぎの源泉は現場力!物流技能向上施策を導入せよ!」 

です。サブタイトルを~顧客のハートをつかめる人財を育てるために~

ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

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継続的改善に中には最初に挙げた標準化の改善というものも含まれます。標準化された仕事は標準作業と呼ばれますが、その標準作業とはその作業を標準化した時点でのベスト値ということになります。

 

つまり、その後に改善を加えることでその作業はより良い作業へと変化するのです。したがってそれもまた改善であり、物流監督者は標準化でさえ継続的改善によってブラッシュアップしていくことが求められるのです。

 

さて以上の通り、「物流現場の役割」を見てきました。次にいよいよ物流監督者の役割に話は移ります。さっそくそのポイントについて見ていきたいと思います。

 

まず物流監督者の役割について列挙してみたいと思います。それは次の5つになります。

 

1.作業の標準化

2.作業指導と定着化

3.標準作業の改善

4.異常時対応

5.M変更管理

 

最初の作業の標準化は現場の役割でお話させていただいた通りです。物流業務には必ず標準パターンが必要なのです。これに例外はありません。

 

なぜなら仕事の標準が決まっておらず、それぞれの作業者がまちまちなやり方をしたとなると、仕事のアウトプットにムラが出てしまいます。

 

Aさんがやれば高品質だけれど、Bさんがやると間違いが発生するといった現象が起こりうるのです。したがってまずは基本中の基本として作業を標準化することが物流監督者には求められます。

 

次に作業指導と定着化です。この作業指導は必ず「標準作業書」に基づいて行うことがポイントです。決められたことをきっちりと部下に守らせることが大切になってくるからです。

 

次回に続きます。

 

 

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2013年

5月

09日

物流コンサルタントの日々改善 物流監督者の役割について考える(2)

【お知らせ】物流人財育成のための無料動画セミナーを開始しました!

 

今回のテーマは稼ぎの源泉は現場力!物流技能向上施策を導入せよ!」 

です。サブタイトルを~顧客のハートをつかめる人財を育てるために~

ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

5回に分けて動画つきのメールをお送りいたしますので、好きな時間にご覧いただき勉強していただければ、と思います。

 

お申し込みは以下からお願いします。

 

PCの方

https://24auto.biz/keinlogi/touroku/entryform3.htm

 

携帯電話の方

https://24auto.biz/keinlogi/touroku/sp/entryform3.htm

 

 

標準化ができていない、これは物流業務では珍しいことではありません。中には標準化が完璧と言われる製造業でも物流業務だけは標準化されていないという話も聞きます。

 

「物流は波動の影響を受けるから」とか「物流業務はさまざまな作業がありパターン化しづらい」とかいった、もっともらしい理由を聞くことがありますが、これらはまったくの言い訳にすぎません。

 

今や製造業にとどまらず、病院やホテルなどのサービス業でも標準化が進みつつあります。こういった業種でもさまざまな業務があり、波動もあります。条件は物流とさほど変わりません。

 

つまり今までの業界の常識としてあまり標準化がされてこなかっただけと考えられます。要はやる気の問題と言えそうです。

 

次に人財育成ですが、現場の長である物流監督者にとっては大変重要な仕事になります。誰しも人を育てたいと思っています。ポイントはその人の育て方をどのようにやっていったらよいのか、ということになります。

 

これはまた別途詳しくお話の機会を持ちたいとは思いますが、簡単に説明しますと、個々の仕事に対する要求水準を定め、その水準と現状とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるような教育を行って着実にスキルアップする方法を実行していくということに尽きると思います。

 

物流監督者は自分の部下が着実に育つように目標を定めて育成を実行していかなければならないのです。

 

そして継続的改善です。皆さんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、「改善とは永遠」とも言われています。

 

改善を実行してもさらに次に改善すべきネタがみつかり、それをまた改善する。これを延々と続けていくことが継続的改善になるのです。

 

次回に続きます。

 

 

物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所

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工場管理 好評連載中! 5月号「これだけ持って行けば万全!海外工場支援者のための『物流指導7つ道具』第7回 道具4 物流会社選定ツール(下)」http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

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 好評連載中! 4月号「物流のiPS細胞を探せ!!製造SCM進化論 第5回調達物流進化論(下)」
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2013年

5月

17日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(6)

【お知らせ】物流人財育成のための無料動画セミナーを開始しました!

 

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【本日の内容はココから】

 

最後に「M変更管理」という役割について説明していきたいと思います。4Mとは次の4つの頭文字を示しています。

 

Man      

Material   モノ

Machine   設備

Method   方法

 

これらは現場運営に必須な要素です。そしてこの要素のどれかに変更があると何かしらの問題点が発生しやすいことが経験則上明らかになっています。

 

そこで物流監督者はこの4Mのいずれかが変更になった場合の行動指針を作成し、部下に徹底しておくことが望まれます。

 

たとえば今までやっていた作業者が変更になった場合には、隣の工程の作業者とダブルチェックを行うとか、ピッキング方法を変更した場合には最終梱包工程で再度リストとの付き合わせを行うなどの決めごとを設定します。

 

物流作業で最もよく聞く話は「人の変更」に伴うミスの発生です。このような人の入れ替えがあった場合には要注意と考えた方がよさそうです。

 

ある会社を訪問した時にこの4M変更管理について工夫していることを見つけました。一つは4M変更管理ボードの設置です。現場の目立つ所に4M変更時の留意点を書いて示してありました。

 

もう一つが4M変更管理手帳の作業者への配布です。ポケットサイズの手帳を作成し、その中に4M変更が発生した場合の行動指針が記されていました。

 

またこの指針がきちんと守られるように定期的にミーティングの場で徹底していることも非常に良い方法だと感じた次第です。

 

いかがでしょうか。物流監督者の役割についてご理解いただけたものと思います。物流現場力を左右するのは物流現場監督者のマネジメントです。

 

大変かもしれませんが、物流監督者をしっかりと育て、現場運営をスムーズに進められるように努力をしていきましょう。

 

 

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2013年

5月

15日

物流コンサルタントの日々改善 物流監督者の役割について考える(5)

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物流監督者の役割について考える(5)

 

物流監督者の役割に作業観察があることは前回ご説明しました。この作業観察は計画的かつ定期的に実施していくことが望ましいでしょう。

 

監督者は自分の月間計画や週間計画の中に必ず作業観察の時間を確保するようにします。そして一カ月でできれば職場のすべての作業を観察できるようにするといいでしょう。

 

この作業観察を通して部下が正しく作業を実施しているか把握し、もし標準作業を守っていなければその場で注意して直させることが必要です。

 

作業観察にはもう一つの役割があります。それは今の標準作業の改善です。日々私たちの仕事の環境は少しずつ変化していきます。

 

そして標準作業を設定してしばらく年月が過ぎると環境の変化に応じて現在に見合わない作業になっていることが考えられるのです。

 

そこでもしそういった点に気づいたならば標準作業の改善を実施しましょう。標準作業は「現時点での最良の姿」を示しているに過ぎません。当然のことながら条件が変わればさらに良い作業の仕方が出てくることになるのです。

 

次の物流監督者の役割は「異常時対応」です。日々ずっと何も問題が無く現場運営ができればそれに越したことはありませんが、そうは問屋がおろしません。

 

品質トラブルや未納といった問題点が必ず発生するのです。こういった異常時に物流監督者はどのような対応をしていけばよいのでしょうか。

 

当然異常時対応の緊急度は高まります。そこで必要な資源をそちらに振り向け、優先的に対応していくことが望まれます。

 

場合によっては協力会社にもSOSをかけなければならなくなることもあるでしょう。部下に緊急で休日出勤をしてもらうことも必要になるかもしれません。

 

できれば未納時の対応、品質不良発生時の対応、システムダウン時の対応など、考えられる異常事態発生に備えて行動マニュアルを作成しておくとよいかもしれません。

 

とにかくその場で慌てて必要な措置が取れなくなることだけは避けたいものです。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

13日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(4)

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5回に分けて動画つきのメールをお送りいたしますので、好きな時間にご覧いただき勉強していただければ、と思います。

 

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【物流監督者の役割について考える(4)】

 

物流監督者が行う作業指導と定着化は標準作業書に基づき実施することがポイントになります。作業手順や作業の急所などが記入された標準作業書を作業者に見せて指導を行います。

 

実は物流監督者が部下を指導するための以下の「仕事の教え方のステップ」があるのです。

1.作業をしっかりと説明する

2.自らやってみせ、部下にやらせてみせる

3.教えたあとの観察を行う

 

物流監督者はこのステップにしたがって部下を指導していくことになります。

 

3の「教えたあとの観察を行う」は「作業観察」と呼ばれ、物流監督者の重要な仕事の一つになっているのです。

 

最初だけ部下に仕事の進め方を指導し、その後は作業者任せになっているケースがありますが、それでは監督者としての仕事をきっちりと行っていないと見做されます。

 

他者の仕事の仕方を見て自分で覚えろ、という風潮が残っている会社もまだあるようですが、これでは非効率的ですし、間違った仕事を我流でやってしまうことにもつながります。

 

こうならないためにもしっかりと3ステップに沿って実施していきましょう。

 

作業観察につきましては、あらかじめ観察のポイントを定め、そのポイントごとに正しく仕事がなされているかをチェックすることになります。このポイントは管理ポイント台帳という書類を作成してそこに記述しておきます。

 

たとえば倉庫管理作業の作業観察のポイントとして、「在庫管理の四原則」が守られているかをチェックするようにします。

 

ピッキング作業においては、現品とオーダーシートの番号、出荷ラベルの三点照合を行っているかどうかが作業観察のポイントだと考えられます。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

10日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(3)

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継続的改善に中には最初に挙げた標準化の改善というものも含まれます。標準化された仕事は標準作業と呼ばれますが、その標準作業とはその作業を標準化した時点でのベスト値ということになります。

 

つまり、その後に改善を加えることでその作業はより良い作業へと変化するのです。したがってそれもまた改善であり、物流監督者は標準化でさえ継続的改善によってブラッシュアップしていくことが求められるのです。

 

さて以上の通り、「物流現場の役割」を見てきました。次にいよいよ物流監督者の役割に話は移ります。さっそくそのポイントについて見ていきたいと思います。

 

まず物流監督者の役割について列挙してみたいと思います。それは次の5つになります。

 

1.作業の標準化

2.作業指導と定着化

3.標準作業の改善

4.異常時対応

5.M変更管理

 

最初の作業の標準化は現場の役割でお話させていただいた通りです。物流業務には必ず標準パターンが必要なのです。これに例外はありません。

 

なぜなら仕事の標準が決まっておらず、それぞれの作業者がまちまちなやり方をしたとなると、仕事のアウトプットにムラが出てしまいます。

 

Aさんがやれば高品質だけれど、Bさんがやると間違いが発生するといった現象が起こりうるのです。したがってまずは基本中の基本として作業を標準化することが物流監督者には求められます。

 

次に作業指導と定着化です。この作業指導は必ず「標準作業書」に基づいて行うことがポイントです。決められたことをきっちりと部下に守らせることが大切になってくるからです。

 

次回に続きます。

 

 

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09日

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「物流は波動の影響を受けるから」とか「物流業務はさまざまな作業がありパターン化しづらい」とかいった、もっともらしい理由を聞くことがありますが、これらはまったくの言い訳にすぎません。

 

今や製造業にとどまらず、病院やホテルなどのサービス業でも標準化が進みつつあります。こういった業種でもさまざまな業務があり、波動もあります。条件は物流とさほど変わりません。

 

つまり今までの業界の常識としてあまり標準化がされてこなかっただけと考えられます。要はやる気の問題と言えそうです。

 

次に人財育成ですが、現場の長である物流監督者にとっては大変重要な仕事になります。誰しも人を育てたいと思っています。ポイントはその人の育て方をどのようにやっていったらよいのか、ということになります。

 

これはまた別途詳しくお話の機会を持ちたいとは思いますが、簡単に説明しますと、個々の仕事に対する要求水準を定め、その水準と現状とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるような教育を行って着実にスキルアップする方法を実行していくということに尽きると思います。

 

物流監督者は自分の部下が着実に育つように目標を定めて育成を実行していかなければならないのです。

 

そして継続的改善です。皆さんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、「改善とは永遠」とも言われています。

 

改善を実行してもさらに次に改善すべきネタがみつかり、それをまた改善する。これを延々と続けていくことが継続的改善になるのです。

 

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17日

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最後に「M変更管理」という役割について説明していきたいと思います。4Mとは次の4つの頭文字を示しています。

 

Man      

Material   モノ

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Method   方法

 

これらは現場運営に必須な要素です。そしてこの要素のどれかに変更があると何かしらの問題点が発生しやすいことが経験則上明らかになっています。

 

そこで物流監督者はこの4Mのいずれかが変更になった場合の行動指針を作成し、部下に徹底しておくことが望まれます。

 

たとえば今までやっていた作業者が変更になった場合には、隣の工程の作業者とダブルチェックを行うとか、ピッキング方法を変更した場合には最終梱包工程で再度リストとの付き合わせを行うなどの決めごとを設定します。

 

物流作業で最もよく聞く話は「人の変更」に伴うミスの発生です。このような人の入れ替えがあった場合には要注意と考えた方がよさそうです。

 

ある会社を訪問した時にこの4M変更管理について工夫していることを見つけました。一つは4M変更管理ボードの設置です。現場の目立つ所に4M変更時の留意点を書いて示してありました。

 

もう一つが4M変更管理手帳の作業者への配布です。ポケットサイズの手帳を作成し、その中に4M変更が発生した場合の行動指針が記されていました。

 

またこの指針がきちんと守られるように定期的にミーティングの場で徹底していることも非常に良い方法だと感じた次第です。

 

いかがでしょうか。物流監督者の役割についてご理解いただけたものと思います。物流現場力を左右するのは物流現場監督者のマネジメントです。

 

大変かもしれませんが、物流監督者をしっかりと育て、現場運営をスムーズに進められるように努力をしていきましょう。

 

 

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物流監督者の役割について考える(5)

 

物流監督者の役割に作業観察があることは前回ご説明しました。この作業観察は計画的かつ定期的に実施していくことが望ましいでしょう。

 

監督者は自分の月間計画や週間計画の中に必ず作業観察の時間を確保するようにします。そして一カ月でできれば職場のすべての作業を観察できるようにするといいでしょう。

 

この作業観察を通して部下が正しく作業を実施しているか把握し、もし標準作業を守っていなければその場で注意して直させることが必要です。

 

作業観察にはもう一つの役割があります。それは今の標準作業の改善です。日々私たちの仕事の環境は少しずつ変化していきます。

 

そして標準作業を設定してしばらく年月が過ぎると環境の変化に応じて現在に見合わない作業になっていることが考えられるのです。

 

そこでもしそういった点に気づいたならば標準作業の改善を実施しましょう。標準作業は「現時点での最良の姿」を示しているに過ぎません。当然のことながら条件が変わればさらに良い作業の仕方が出てくることになるのです。

 

次の物流監督者の役割は「異常時対応」です。日々ずっと何も問題が無く現場運営ができればそれに越したことはありませんが、そうは問屋がおろしません。

 

品質トラブルや未納といった問題点が必ず発生するのです。こういった異常時に物流監督者はどのような対応をしていけばよいのでしょうか。

 

当然異常時対応の緊急度は高まります。そこで必要な資源をそちらに振り向け、優先的に対応していくことが望まれます。

 

場合によっては協力会社にもSOSをかけなければならなくなることもあるでしょう。部下に緊急で休日出勤をしてもらうことも必要になるかもしれません。

 

できれば未納時の対応、品質不良発生時の対応、システムダウン時の対応など、考えられる異常事態発生に備えて行動マニュアルを作成しておくとよいかもしれません。

 

とにかくその場で慌てて必要な措置が取れなくなることだけは避けたいものです。

 

次回に続きます。

 

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【物流監督者の役割について考える(4)】

 

物流監督者が行う作業指導と定着化は標準作業書に基づき実施することがポイントになります。作業手順や作業の急所などが記入された標準作業書を作業者に見せて指導を行います。

 

実は物流監督者が部下を指導するための以下の「仕事の教え方のステップ」があるのです。

1.作業をしっかりと説明する

2.自らやってみせ、部下にやらせてみせる

3.教えたあとの観察を行う

 

物流監督者はこのステップにしたがって部下を指導していくことになります。

 

3の「教えたあとの観察を行う」は「作業観察」と呼ばれ、物流監督者の重要な仕事の一つになっているのです。

 

最初だけ部下に仕事の進め方を指導し、その後は作業者任せになっているケースがありますが、それでは監督者としての仕事をきっちりと行っていないと見做されます。

 

他者の仕事の仕方を見て自分で覚えろ、という風潮が残っている会社もまだあるようですが、これでは非効率的ですし、間違った仕事を我流でやってしまうことにもつながります。

 

こうならないためにもしっかりと3ステップに沿って実施していきましょう。

 

作業観察につきましては、あらかじめ観察のポイントを定め、そのポイントごとに正しく仕事がなされているかをチェックすることになります。このポイントは管理ポイント台帳という書類を作成してそこに記述しておきます。

 

たとえば倉庫管理作業の作業観察のポイントとして、「在庫管理の四原則」が守られているかをチェックするようにします。

 

ピッキング作業においては、現品とオーダーシートの番号、出荷ラベルの三点照合を行っているかどうかが作業観察のポイントだと考えられます。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

10日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(3)

【お知らせ】物流人財育成のための無料動画セミナーを開始しました!

 

今回のテーマは稼ぎの源泉は現場力!物流技能向上施策を導入せよ!」 

です。サブタイトルを~顧客のハートをつかめる人財を育てるために~

ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

5回に分けて動画つきのメールをお送りいたしますので、好きな時間にご覧いただき勉強していただければ、と思います。

 

お申し込みは以下からお願いします。

 

PCの方

https://24auto.biz/keinlogi/touroku/entryform3.htm

 

携帯電話の方

https://24auto.biz/keinlogi/touroku/sp/entryform3.htm

 

 

継続的改善に中には最初に挙げた標準化の改善というものも含まれます。標準化された仕事は標準作業と呼ばれますが、その標準作業とはその作業を標準化した時点でのベスト値ということになります。

 

つまり、その後に改善を加えることでその作業はより良い作業へと変化するのです。したがってそれもまた改善であり、物流監督者は標準化でさえ継続的改善によってブラッシュアップしていくことが求められるのです。

 

さて以上の通り、「物流現場の役割」を見てきました。次にいよいよ物流監督者の役割に話は移ります。さっそくそのポイントについて見ていきたいと思います。

 

まず物流監督者の役割について列挙してみたいと思います。それは次の5つになります。

 

1.作業の標準化

2.作業指導と定着化

3.標準作業の改善

4.異常時対応

5.M変更管理

 

最初の作業の標準化は現場の役割でお話させていただいた通りです。物流業務には必ず標準パターンが必要なのです。これに例外はありません。

 

なぜなら仕事の標準が決まっておらず、それぞれの作業者がまちまちなやり方をしたとなると、仕事のアウトプットにムラが出てしまいます。

 

Aさんがやれば高品質だけれど、Bさんがやると間違いが発生するといった現象が起こりうるのです。したがってまずは基本中の基本として作業を標準化することが物流監督者には求められます。

 

次に作業指導と定着化です。この作業指導は必ず「標準作業書」に基づいて行うことがポイントです。決められたことをきっちりと部下に守らせることが大切になってくるからです。

 

次回に続きます。

 

 

物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所

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工場管理 好評連載中! 5月号「これだけ持って行けば万全!海外工場支援者のための『物流指導7つ道具』第7回 道具4 物流会社選定ツール(下)」http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

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2013年

5月

09日

物流コンサルタントの日々改善 物流監督者の役割について考える(2)

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です。サブタイトルを~顧客のハートをつかめる人財を育てるために~

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標準化ができていない、これは物流業務では珍しいことではありません。中には標準化が完璧と言われる製造業でも物流業務だけは標準化されていないという話も聞きます。

 

「物流は波動の影響を受けるから」とか「物流業務はさまざまな作業がありパターン化しづらい」とかいった、もっともらしい理由を聞くことがありますが、これらはまったくの言い訳にすぎません。

 

今や製造業にとどまらず、病院やホテルなどのサービス業でも標準化が進みつつあります。こういった業種でもさまざまな業務があり、波動もあります。条件は物流とさほど変わりません。

 

つまり今までの業界の常識としてあまり標準化がされてこなかっただけと考えられます。要はやる気の問題と言えそうです。

 

次に人財育成ですが、現場の長である物流監督者にとっては大変重要な仕事になります。誰しも人を育てたいと思っています。ポイントはその人の育て方をどのようにやっていったらよいのか、ということになります。

 

これはまた別途詳しくお話の機会を持ちたいとは思いますが、簡単に説明しますと、個々の仕事に対する要求水準を定め、その水準と現状とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるような教育を行って着実にスキルアップする方法を実行していくということに尽きると思います。

 

物流監督者は自分の部下が着実に育つように目標を定めて育成を実行していかなければならないのです。

 

そして継続的改善です。皆さんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、「改善とは永遠」とも言われています。

 

改善を実行してもさらに次に改善すべきネタがみつかり、それをまた改善する。これを延々と続けていくことが継続的改善になるのです。

 

次回に続きます。

 

 

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5月

17日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(6)

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【本日の内容はココから】

 

最後に「M変更管理」という役割について説明していきたいと思います。4Mとは次の4つの頭文字を示しています。

 

Man      

Material   モノ

Machine   設備

Method   方法

 

これらは現場運営に必須な要素です。そしてこの要素のどれかに変更があると何かしらの問題点が発生しやすいことが経験則上明らかになっています。

 

そこで物流監督者はこの4Mのいずれかが変更になった場合の行動指針を作成し、部下に徹底しておくことが望まれます。

 

たとえば今までやっていた作業者が変更になった場合には、隣の工程の作業者とダブルチェックを行うとか、ピッキング方法を変更した場合には最終梱包工程で再度リストとの付き合わせを行うなどの決めごとを設定します。

 

物流作業で最もよく聞く話は「人の変更」に伴うミスの発生です。このような人の入れ替えがあった場合には要注意と考えた方がよさそうです。

 

ある会社を訪問した時にこの4M変更管理について工夫していることを見つけました。一つは4M変更管理ボードの設置です。現場の目立つ所に4M変更時の留意点を書いて示してありました。

 

もう一つが4M変更管理手帳の作業者への配布です。ポケットサイズの手帳を作成し、その中に4M変更が発生した場合の行動指針が記されていました。

 

またこの指針がきちんと守られるように定期的にミーティングの場で徹底していることも非常に良い方法だと感じた次第です。

 

いかがでしょうか。物流監督者の役割についてご理解いただけたものと思います。物流現場力を左右するのは物流現場監督者のマネジメントです。

 

大変かもしれませんが、物流監督者をしっかりと育て、現場運営をスムーズに進められるように努力をしていきましょう。

 

 

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5月

15日

物流コンサルタントの日々改善 物流監督者の役割について考える(5)

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物流監督者の役割について考える(5)

 

物流監督者の役割に作業観察があることは前回ご説明しました。この作業観察は計画的かつ定期的に実施していくことが望ましいでしょう。

 

監督者は自分の月間計画や週間計画の中に必ず作業観察の時間を確保するようにします。そして一カ月でできれば職場のすべての作業を観察できるようにするといいでしょう。

 

この作業観察を通して部下が正しく作業を実施しているか把握し、もし標準作業を守っていなければその場で注意して直させることが必要です。

 

作業観察にはもう一つの役割があります。それは今の標準作業の改善です。日々私たちの仕事の環境は少しずつ変化していきます。

 

そして標準作業を設定してしばらく年月が過ぎると環境の変化に応じて現在に見合わない作業になっていることが考えられるのです。

 

そこでもしそういった点に気づいたならば標準作業の改善を実施しましょう。標準作業は「現時点での最良の姿」を示しているに過ぎません。当然のことながら条件が変わればさらに良い作業の仕方が出てくることになるのです。

 

次の物流監督者の役割は「異常時対応」です。日々ずっと何も問題が無く現場運営ができればそれに越したことはありませんが、そうは問屋がおろしません。

 

品質トラブルや未納といった問題点が必ず発生するのです。こういった異常時に物流監督者はどのような対応をしていけばよいのでしょうか。

 

当然異常時対応の緊急度は高まります。そこで必要な資源をそちらに振り向け、優先的に対応していくことが望まれます。

 

場合によっては協力会社にもSOSをかけなければならなくなることもあるでしょう。部下に緊急で休日出勤をしてもらうことも必要になるかもしれません。

 

できれば未納時の対応、品質不良発生時の対応、システムダウン時の対応など、考えられる異常事態発生に備えて行動マニュアルを作成しておくとよいかもしれません。

 

とにかくその場で慌てて必要な措置が取れなくなることだけは避けたいものです。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

13日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(4)

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【物流監督者の役割について考える(4)】

 

物流監督者が行う作業指導と定着化は標準作業書に基づき実施することがポイントになります。作業手順や作業の急所などが記入された標準作業書を作業者に見せて指導を行います。

 

実は物流監督者が部下を指導するための以下の「仕事の教え方のステップ」があるのです。

1.作業をしっかりと説明する

2.自らやってみせ、部下にやらせてみせる

3.教えたあとの観察を行う

 

物流監督者はこのステップにしたがって部下を指導していくことになります。

 

3の「教えたあとの観察を行う」は「作業観察」と呼ばれ、物流監督者の重要な仕事の一つになっているのです。

 

最初だけ部下に仕事の進め方を指導し、その後は作業者任せになっているケースがありますが、それでは監督者としての仕事をきっちりと行っていないと見做されます。

 

他者の仕事の仕方を見て自分で覚えろ、という風潮が残っている会社もまだあるようですが、これでは非効率的ですし、間違った仕事を我流でやってしまうことにもつながります。

 

こうならないためにもしっかりと3ステップに沿って実施していきましょう。

 

作業観察につきましては、あらかじめ観察のポイントを定め、そのポイントごとに正しく仕事がなされているかをチェックすることになります。このポイントは管理ポイント台帳という書類を作成してそこに記述しておきます。

 

たとえば倉庫管理作業の作業観察のポイントとして、「在庫管理の四原則」が守られているかをチェックするようにします。

 

ピッキング作業においては、現品とオーダーシートの番号、出荷ラベルの三点照合を行っているかどうかが作業観察のポイントだと考えられます。

 

次回に続きます。

 

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継続的改善に中には最初に挙げた標準化の改善というものも含まれます。標準化された仕事は標準作業と呼ばれますが、その標準作業とはその作業を標準化した時点でのベスト値ということになります。

 

つまり、その後に改善を加えることでその作業はより良い作業へと変化するのです。したがってそれもまた改善であり、物流監督者は標準化でさえ継続的改善によってブラッシュアップしていくことが求められるのです。

 

さて以上の通り、「物流現場の役割」を見てきました。次にいよいよ物流監督者の役割に話は移ります。さっそくそのポイントについて見ていきたいと思います。

 

まず物流監督者の役割について列挙してみたいと思います。それは次の5つになります。

 

1.作業の標準化

2.作業指導と定着化

3.標準作業の改善

4.異常時対応

5.M変更管理

 

最初の作業の標準化は現場の役割でお話させていただいた通りです。物流業務には必ず標準パターンが必要なのです。これに例外はありません。

 

なぜなら仕事の標準が決まっておらず、それぞれの作業者がまちまちなやり方をしたとなると、仕事のアウトプットにムラが出てしまいます。

 

Aさんがやれば高品質だけれど、Bさんがやると間違いが発生するといった現象が起こりうるのです。したがってまずは基本中の基本として作業を標準化することが物流監督者には求められます。

 

次に作業指導と定着化です。この作業指導は必ず「標準作業書」に基づいて行うことがポイントです。決められたことをきっちりと部下に守らせることが大切になってくるからです。

 

次回に続きます。

 

 

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今や製造業にとどまらず、病院やホテルなどのサービス業でも標準化が進みつつあります。こういった業種でもさまざまな業務があり、波動もあります。条件は物流とさほど変わりません。

 

つまり今までの業界の常識としてあまり標準化がされてこなかっただけと考えられます。要はやる気の問題と言えそうです。

 

次に人財育成ですが、現場の長である物流監督者にとっては大変重要な仕事になります。誰しも人を育てたいと思っています。ポイントはその人の育て方をどのようにやっていったらよいのか、ということになります。

 

これはまた別途詳しくお話の機会を持ちたいとは思いますが、簡単に説明しますと、個々の仕事に対する要求水準を定め、その水準と現状とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるような教育を行って着実にスキルアップする方法を実行していくということに尽きると思います。

 

物流監督者は自分の部下が着実に育つように目標を定めて育成を実行していかなければならないのです。

 

そして継続的改善です。皆さんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、「改善とは永遠」とも言われています。

 

改善を実行してもさらに次に改善すべきネタがみつかり、それをまた改善する。これを延々と続けていくことが継続的改善になるのです。

 

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最後に「M変更管理」という役割について説明していきたいと思います。4Mとは次の4つの頭文字を示しています。

 

Man      

Material   モノ

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これらは現場運営に必須な要素です。そしてこの要素のどれかに変更があると何かしらの問題点が発生しやすいことが経験則上明らかになっています。

 

そこで物流監督者はこの4Mのいずれかが変更になった場合の行動指針を作成し、部下に徹底しておくことが望まれます。

 

たとえば今までやっていた作業者が変更になった場合には、隣の工程の作業者とダブルチェックを行うとか、ピッキング方法を変更した場合には最終梱包工程で再度リストとの付き合わせを行うなどの決めごとを設定します。

 

物流作業で最もよく聞く話は「人の変更」に伴うミスの発生です。このような人の入れ替えがあった場合には要注意と考えた方がよさそうです。

 

ある会社を訪問した時にこの4M変更管理について工夫していることを見つけました。一つは4M変更管理ボードの設置です。現場の目立つ所に4M変更時の留意点を書いて示してありました。

 

もう一つが4M変更管理手帳の作業者への配布です。ポケットサイズの手帳を作成し、その中に4M変更が発生した場合の行動指針が記されていました。

 

またこの指針がきちんと守られるように定期的にミーティングの場で徹底していることも非常に良い方法だと感じた次第です。

 

いかがでしょうか。物流監督者の役割についてご理解いただけたものと思います。物流現場力を左右するのは物流現場監督者のマネジメントです。

 

大変かもしれませんが、物流監督者をしっかりと育て、現場運営をスムーズに進められるように努力をしていきましょう。

 

 

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物流監督者の役割について考える(5)

 

物流監督者の役割に作業観察があることは前回ご説明しました。この作業観察は計画的かつ定期的に実施していくことが望ましいでしょう。

 

監督者は自分の月間計画や週間計画の中に必ず作業観察の時間を確保するようにします。そして一カ月でできれば職場のすべての作業を観察できるようにするといいでしょう。

 

この作業観察を通して部下が正しく作業を実施しているか把握し、もし標準作業を守っていなければその場で注意して直させることが必要です。

 

作業観察にはもう一つの役割があります。それは今の標準作業の改善です。日々私たちの仕事の環境は少しずつ変化していきます。

 

そして標準作業を設定してしばらく年月が過ぎると環境の変化に応じて現在に見合わない作業になっていることが考えられるのです。

 

そこでもしそういった点に気づいたならば標準作業の改善を実施しましょう。標準作業は「現時点での最良の姿」を示しているに過ぎません。当然のことながら条件が変わればさらに良い作業の仕方が出てくることになるのです。

 

次の物流監督者の役割は「異常時対応」です。日々ずっと何も問題が無く現場運営ができればそれに越したことはありませんが、そうは問屋がおろしません。

 

品質トラブルや未納といった問題点が必ず発生するのです。こういった異常時に物流監督者はどのような対応をしていけばよいのでしょうか。

 

当然異常時対応の緊急度は高まります。そこで必要な資源をそちらに振り向け、優先的に対応していくことが望まれます。

 

場合によっては協力会社にもSOSをかけなければならなくなることもあるでしょう。部下に緊急で休日出勤をしてもらうことも必要になるかもしれません。

 

できれば未納時の対応、品質不良発生時の対応、システムダウン時の対応など、考えられる異常事態発生に備えて行動マニュアルを作成しておくとよいかもしれません。

 

とにかくその場で慌てて必要な措置が取れなくなることだけは避けたいものです。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

13日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(4)

【お知らせ】物流人財育成のための無料動画セミナーを開始しました!

 

今回のテーマは稼ぎの源泉は現場力!物流技能向上施策を導入せよ!」 

です。サブタイトルを~顧客のハートをつかめる人財を育てるために~

ということで、現場力を高めるとともに、顧客のハートをつかむことでビジネス拡大に貢献できる人財を育成するポイントをまとめてあります。

 

物流人財を育てたいとは思っていても、何から手をつけたら良いのかわからない、という方にはぜひご覧いただきたいと思います。

 

5回に分けて動画つきのメールをお送りいたしますので、好きな時間にご覧いただき勉強していただければ、と思います。

 

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【物流監督者の役割について考える(4)】

 

物流監督者が行う作業指導と定着化は標準作業書に基づき実施することがポイントになります。作業手順や作業の急所などが記入された標準作業書を作業者に見せて指導を行います。

 

実は物流監督者が部下を指導するための以下の「仕事の教え方のステップ」があるのです。

1.作業をしっかりと説明する

2.自らやってみせ、部下にやらせてみせる

3.教えたあとの観察を行う

 

物流監督者はこのステップにしたがって部下を指導していくことになります。

 

3の「教えたあとの観察を行う」は「作業観察」と呼ばれ、物流監督者の重要な仕事の一つになっているのです。

 

最初だけ部下に仕事の進め方を指導し、その後は作業者任せになっているケースがありますが、それでは監督者としての仕事をきっちりと行っていないと見做されます。

 

他者の仕事の仕方を見て自分で覚えろ、という風潮が残っている会社もまだあるようですが、これでは非効率的ですし、間違った仕事を我流でやってしまうことにもつながります。

 

こうならないためにもしっかりと3ステップに沿って実施していきましょう。

 

作業観察につきましては、あらかじめ観察のポイントを定め、そのポイントごとに正しく仕事がなされているかをチェックすることになります。このポイントは管理ポイント台帳という書類を作成してそこに記述しておきます。

 

たとえば倉庫管理作業の作業観察のポイントとして、「在庫管理の四原則」が守られているかをチェックするようにします。

 

ピッキング作業においては、現品とオーダーシートの番号、出荷ラベルの三点照合を行っているかどうかが作業観察のポイントだと考えられます。

 

次回に続きます。

 

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2013年

5月

10日

物流コンサルタントの日々改善! 物流監督者の役割について考える(3)

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継続的改善に中には最初に挙げた標準化の改善というものも含まれます。標準化された仕事は標準作業と呼ばれますが、その標準作業とはその作業を標準化した時点でのベスト値ということになります。

 

つまり、その後に改善を加えることでその作業はより良い作業へと変化するのです。したがってそれもまた改善であり、物流監督者は標準化でさえ継続的改善によってブラッシュアップしていくことが求められるのです。

 

さて以上の通り、「物流現場の役割」を見てきました。次にいよいよ物流監督者の役割に話は移ります。さっそくそのポイントについて見ていきたいと思います。

 

まず物流監督者の役割について列挙してみたいと思います。それは次の5つになります。

 

1.作業の標準化

2.作業指導と定着化

3.標準作業の改善

4.異常時対応

5.M変更管理

 

最初の作業の標準化は現場の役割でお話させていただいた通りです。物流業務には必ず標準パターンが必要なのです。これに例外はありません。

 

なぜなら仕事の標準が決まっておらず、それぞれの作業者がまちまちなやり方をしたとなると、仕事のアウトプットにムラが出てしまいます。

 

Aさんがやれば高品質だけれど、Bさんがやると間違いが発生するといった現象が起こりうるのです。したがってまずは基本中の基本として作業を標準化することが物流監督者には求められます。

 

次に作業指導と定着化です。この作業指導は必ず「標準作業書」に基づいて行うことがポイントです。決められたことをきっちりと部下に守らせることが大切になってくるからです。

 

次回に続きます。

 

 

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2013年

5月

09日

物流コンサルタントの日々改善 物流監督者の役割について考える(2)

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標準化ができていない、これは物流業務では珍しいことではありません。中には標準化が完璧と言われる製造業でも物流業務だけは標準化されていないという話も聞きます。

 

「物流は波動の影響を受けるから」とか「物流業務はさまざまな作業がありパターン化しづらい」とかいった、もっともらしい理由を聞くことがありますが、これらはまったくの言い訳にすぎません。

 

今や製造業にとどまらず、病院やホテルなどのサービス業でも標準化が進みつつあります。こういった業種でもさまざまな業務があり、波動もあります。条件は物流とさほど変わりません。

 

つまり今までの業界の常識としてあまり標準化がされてこなかっただけと考えられます。要はやる気の問題と言えそうです。

 

次に人財育成ですが、現場の長である物流監督者にとっては大変重要な仕事になります。誰しも人を育てたいと思っています。ポイントはその人の育て方をどのようにやっていったらよいのか、ということになります。

 

これはまた別途詳しくお話の機会を持ちたいとは思いますが、簡単に説明しますと、個々の仕事に対する要求水準を定め、その水準と現状とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるような教育を行って着実にスキルアップする方法を実行していくということに尽きると思います。

 

物流監督者は自分の部下が着実に育つように目標を定めて育成を実行していかなければならないのです。

 

そして継続的改善です。皆さんもお聞きになったことがあるかもしれませんが、「改善とは永遠」とも言われています。

 

改善を実行してもさらに次に改善すべきネタがみつかり、それをまた改善する。これを延々と続けていくことが継続的改善になるのです。

 

次回に続きます。

 

 

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