物流のリスク認識を高める 人材リスクを考える

物流は経済の血管と言えると思います。この血流が鈍ると経済はたちまち弱ってしまいます。それだけ物流は大切であると誰しもがわかっていると思います。

でも実際に物流におけるリスクを洗い出してそれに対策を打っているかというとそれは疑問です。そこで物流に携わる人はリスクに対する意識を高め、サプライチェーンの寸断防止に寄与していく必要があると思います。

最近ドライバー不足でものが運べない状況が続いています。こういったリスクが顕在化している実態がある一方で、それに備えた活動がどこまでできていたでしょうか。

人材不足は物流業界に限った話ではありません。しかし残念ながら物流業では若者が好んで参画したいと思わない業種であることは事実のようです。それだけに人材についてより真剣に考えなければなりません。

業界を魅力あるものに育てていく、会社であれば入社すれば先々の人生にとってプラスになるような魅力を訴えることも必要ではないでしょうか。

さて物流にかかわるリスクというと何を真っ先に思い浮かべますでしょうか。リスクには財務リスク、事業リスク、コンプライアンスリスク、オペレーショナルリスク、人材リスクなどさまざまなリスクがあります。

先に示したリスクは人材リスクに該当すると思います。ドライバーが充足されていないために仕事ができなくなる事例です。

やはり皆さんも人材リスクが頭に浮かぶようです。その典型がある仕事に関して特定の人しかできない、という事例です。

受注業務はAさんしかできない、配車業務はBさんしかできないというようなことになっていませんでしょうか。

実際のところ、特定の社員が辞めたとたんに仕事に支障が出てしまったという話をよく聞きます。したがってこの人材に関するリスクについて洗い出しを行うことが優先業務ではないでしょうk。

社内の各業務について人材に関するリスクを抽出してみましょう。そしてその対策を考えていきましょう。つまり上記の事例で行けば多能工化を図り、他者でも仕事ができるような体制を構築することがリスク管理としての第一歩だと言えそうです。

次回に続きます。


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