物流スタッフのモチベーションを向上する 管理監督者の役割

 

企業は人なりといわれます。人がいて初めて組織となり、その組織で業務に取り組むことで会社の収益を上げていくことになります。

 

 

 

最近話題になるハラスメント。これが従業員のモチベーションを悪化し、組織に淀みを生じさせます。ですから私たちは従業員のモチベーションを向上させ、組織を活性化する必要があります。

 

 

 

では従業員である物流スタッフのモチベーションを向上するためにどのような取組をしていったらよいのでしょうか。

 

 

 

まずは管理監督者の教育から行っていくと良いと思います。物流業では管理監督者が育っていません。ですから基本からきちんと教え込む必要があります。

 

 

 

管理監督者の業務の大きな部分を占めるのが労務管理です。部下のモチベーションを向上させるのは労務管理と大きな関係があります。

 

 

 

ではまず労務管理の基本から考えてみましょう。労務管理は単なる日々の労働時間の管理から部下の長期的な育成まで様々です。

 

 

 

労働時間管理はまさに管理監督者の責任です。部下個々人が何時から何時まで働くかをコントロールするのは管理監督者です。

 

 

 

最近特に問題になっている残業についても上司である管理監督者の指示が必要です。原則として部下からの申告に基づく残業はあり得ない話です。

 

 

 

なぜなら部下の判断で残業を行うということは、部下が自分で自分の給与を決めるというおかしなことになるからです。

 

 

 

残業を無くせ、こういった話がよく出てきますが、今まで必要だった残業をすぐにゼロにすることは難しいかもしれません。

 

 

 

このような一方的な指示は物流スタッフのモチベーションを下げるだけです。労務管理を行う管理監督者であるならば、残業が発生する要因をしっかりと把握すべきです。

 

 

 

そのうえで人が足りなければ増員、仕事が多すぎるのであればその仕事を切る、やらなければならない仕事であればそれを効率化する、それが管理監督者の役割なのです。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

 

■『3つの役割を果たす!構内物流改善の進め方』

 

 

 

カイゼンベース株式会社とKein物流改善研究所との協働制作講座が完成しました!

 

物流のE-learningは珍しいかもしれません。一部無料で見られますので皆さんもアクセスしてみて下さいね。

 

 

 

https://www.kaizen-base.com/contents/logi-42826/

 

 

 

■日刊工業新聞社 工場管理 12月号 好評連載中!

 

 

 

 「工場全体を効率化できる 物流のトリセツ

 

『第15回 工場物流効率化の進め方(上)』」

 

 

 

 http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

 

 

 

物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所

 

http://www.keinlogi.jp/

 

 

Kein物流改善研究所

神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台17-1-218 

 

TEL:045-513-7597

代表/受付時間10~18時)

 

email;kaizen@keinlogi.jp

 

対象地域

日本全国各地

 

お気軽にご相談ください

物流改善ブログ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に更新しています。

「収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ」

http://blog.livedoor.jp/gz0210/

物流改善メルマガ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に発信しています。

「会社収益がみるみる向上する!

 1分でわかる物流コスト改善の

 ツボ」

http://www.mag2.com/m/0001069860.html

お勧めサイト

経営コンサルタント探しの「経営堂」

「IT企業専門の会計士事務所」

山田経営会計事務所

http://www.cpayamada.jp/

プロセスと結果で時代の変化に対応する

株式会社キーロジ

http://www.key-logi.com/

Facebook

Twitter