超簡単な物流改善の取組み(2) 物流エリアはコンパクトに

物流はエリアを必要とします。多くが保管のために使われますが、通路が必要となるのが物流の特徴でもあります。

このエリア、どのくらいが適正なのでしょうか。この判断は結構難しいところです。往々にして物流のためのエリアは付加価値を生じないことが多いようです。

そうなるとエリアを持ちすぎても良くないということになります。特に通路エリアはどちらかというと無付加価値スペースだと考えられます。

そこでできるだけ物流エリアはコンパクトに持ちたいものです。ではどのようにしてコンパクト化するのでしょうか?

今保有しているモノの数を小さくすることについて考えてみてはいかがでしょうか。手元に10個保有していればそれだけのスペースが必要です。

その数を半分にしたらどうなるのか。今日いくつ使うのでしょうか。もし5個しか使わないのであれば半分でも問題が無いことになります。

ということで、まず目の前にある部品や資材などを半減することについて考えてみることをお勧めします。意外と必要のない分まで手元に引き寄せているものです。

工場で生産のために使うものについては「買う量」を調整します。この購入量も多すぎるケースが見受けられます。

できるだけこまめに調達する。そうすることによってモノの量を減らすことができ、モノの置場を縮めることができます。

多分こまめに調達することが面倒である、大ロット調達の方が安く買えるなどの理由で多くの量を買い込んでいるのではないでしょうか。

各工程が必要なだけ手元に置くことでスペース改善に寄与します。「大きいことは良いこと」といった間違った発想では物流改善は前進しません。

物流のための場所は原則として付加価値を生まないという考え方に立って物流エリア削減に取り組んでみましょう。

そのために「モノの数」の縮小に取り組みましょう。

次回に続きます。


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