水準評価の必要性を考える(2)

まずは自社の特定倉庫の中で水準比較を行います。前回お話しさせていただいたA課とB課での比較がこれにあたります。

次に自社の異なる倉庫間で比較ができるようにしましょう。そしてその次には子会社などの近い会社との間で比較するなど、少しずつ比較の対象を広げていきます。

このようにして徐々に水準評価を根付かせていき、自分たちの実力の「レベル」を把握していくのです。そうすることで今の競争力が十分なのか否かを認識するのです。

しかし自社グループだけで水準比較するだけでは十分とは言えません。本来であれば他社ベンチマークを実施していきたいところです。

さて皆さんの会社ではピッキング作業の前提はどのような作業でしょうか。ピッキングエリアを歩き回りながらピックしていくことがほとんどだとは思いますが、製品1個ピックする時の平均歩行数はどれくらいでしょうか。

たとえばこのピッキング作業一つをとってみても、また同じ製品をピックするにあたっても会社によって「時間値」は異なってくることと思われます。

ではもしこのピッキング作業について製品1個あたり歩行は4歩、それ以外は製品とりおきと作業指示書出力だけが作業だと決めたらどうでしょうか。

この基準に対して自社は「こんな余分なことをやっている」とか「レイアウトが悪く10歩要している」とかいった問題点が見えてくるのではないでしょうか。

これが一つの目安であり、業界の基準にもなるのです。物流業界で今後必要と思われるのがこういったスタンダードだといえるのです。

次回に続きます。


物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
http://www.keinlogi.jp/

工場管理 好評連載中! 6月号「これだけ持って行けば万全!海外工場支援者のための『物流指導7つ道具』 第7回 道具5 物流評価シート(上)」
http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

Logistics Trend 好評連載中! 5・6月号「物流のiPS細胞を探せ!!製造SCM進化論 第6回工場内部の物流改善(上)」
http://www.logistics-trend.com

初回講座でいきなり合格率93%をたたき出したスーパー講座!「物流現場リーダー育成講座2013 」
http://www.youtube.com/watch?v=afH_EwY8qfI

Kein物流改善研究所

神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台17-1-218 

 

TEL:045-513-7597

代表/受付時間10~18時)

 

email;kaizen@keinlogi.jp

 

対象地域

日本全国各地

 

お気軽にご相談ください

物流改善ブログ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に更新しています。

「収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ」

http://blog.livedoor.jp/gz0210/

物流改善メルマガ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に発信しています。

「会社収益がみるみる向上する!

 1分でわかる物流コスト改善の

 ツボ」

http://www.mag2.com/m/0001069860.html

お勧めサイト

経営コンサルタント探しの「経営堂」

「IT企業専門の会計士事務所」

山田経営会計事務所

http://www.cpayamada.jp/

プロセスと結果で時代の変化に対応する

株式会社キーロジ

http://www.key-logi.com/

Facebook

Twitter