荷主サイドの物流改善 調達~社内~販売物流で勝て

荷主会社はなかなか物流に意識が回らないものですが、ライバル会社はすでに物流改善に着手している可能性があります。

売上高物流コスト比率という指標がありますが、これには業界平均値がありますからいやでも自社が勝っているか負けているかがわかります。

他社との情報交換で自社のポジションを知ることもできますが、この売上高物流コスト比率でもおおよその自社の物流の実力を知ることができます。

自社の属している業種の平均値よりも大きい値であれば劣っており、小さい値であれば勝っているとの予測がつきます。この指標はあくまでも売上高と物流コストの比率にすぎませんから、正しく物流の実力を反映しているわけではありません。

製品一台当たりの物流コストの推移を見てみることはより重要です。自社の製品を一台出荷するときにかかる物流コストはどれくらいなのかを把握するということです。

単に出荷にかかるコストだけではなく、資材が入ってきてそれが出荷されるまでにかかるトータル物流コストを把握することです。

調達にかかる物流コストはどれくらいか、会社内の物流にかかるコストはどれくらいか、出荷し顧客に届くまでにかかる物流コストはどれくらいか、それぞれのポイントで見ていきましょう。

これをトータルで把握するとともにその効率化を図っていくことがサプライチェーンマネジメントということになるのです。

販売物流では思わぬコストをかけている場合があります。顧客に売りたいがために営業マンが必要以上の物流を現場に強いている場合があるのです。

契約上の物流サービス以上のサービスを提供することは悪いことではありませんが、その回収ができていなければコスト負担が重くなるだけです。

営業マンはそのサービスに対する物流コストを認識する必要があります。できれば営業マン別にコスト把握できればベストですね。

次回に続きます。

物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
http://www.keinlogi.jp/

工場管理 好評連載中! 10月号「工場収益をメキメキ向上させる!工場管理者のための物流アウトソース成功の秘訣 第1回 儲かるアウトソースと損するアウトソース」
http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

Logistics Trend 好評連載中! 11月号「物流のiPS細胞を探せ!!製造SCM進化論 第11回 物流人財進化論(上)」
http://www.logistics-trend.com

Kein物流改善研究所

神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台17-1-218 

 

TEL:045-513-7597

代表/受付時間10~18時)

 

email;kaizen@keinlogi.jp

 

対象地域

日本全国各地

 

お気軽にご相談ください

物流改善ブログ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に更新しています。

「収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ」

http://blog.livedoor.jp/gz0210/

物流改善メルマガ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に発信しています。

「会社収益がみるみる向上する!

 1分でわかる物流コスト改善の

 ツボ」

http://www.mag2.com/m/0001069860.html

お勧めサイト

経営コンサルタント探しの「経営堂」

「IT企業専門の会計士事務所」

山田経営会計事務所

http://www.cpayamada.jp/

プロセスと結果で時代の変化に対応する

株式会社キーロジ

http://www.key-logi.com/

Facebook

Twitter