利益率を確保する物流会社の取組(3) 外払いコストを3割下げる

物流業務の前後に利益率の良い仕事が転がっています。それに取り組むことで多分従来の仕事より利益を確保できると考えられます。

設備輸送を実施している会社はぜひ設備の据え付けと精度出しを受注して欲しいと思います。これは少々歯ごたえのある仕事かもしれません。

それだけに割のいい仕事だと言えそうです。まずは国内で実施し、できれば海外でも受注したいところですね。特に製造業の新ライン展開は海外がメインになると思われますので。

病院内物流も利益率の高い業務だと思われます。別に特に難しい業務ではありません。病院内で使われる製品の知識は必要ですが、日用品の倉庫業務を行っている会社に比べればアイテム数的にもくみしやすいのではないでしょうか。

できるだけ高額の商品を扱う業界、品質にこだわる業界を対象にしていきましょう。ここで腰が引けてしまっては他社に利益はさらわれてしまいます。

これからはぜひ挑戦者の気持ちで堂々と利益を取りに行きましょう。

今ドライバー不足が話題になり、輸送がネックになりそうな雲行きです。ここで荷主に対して強気に出すぎてしっぺ返しを食らうことの無いように気を付けましょう。

今後海外からドライバーが入ってくることが無いとは言えません。またいつ景気が逆向きになるかもわかりません。

その時にどう対応すべきかを考えて荷主と交渉した方が利口だと思います。あまり利益率の良くない輸送にこだわるよりも、もっとその仕事の周辺に目を向けていきましょう。

利益を確保するためには自社のコストをとことん改善することも必要です。作業者の充実度(一日の中で真に仕事をしている時間の比率)はいかがでしょうか。物流倉庫では7割を超えているとは思えません。間違ったジャッジをしないように気を付けましょう。常に作業者は3割程度余剰状態にあるのです。

購入品や協力会社へ支払う、外払い費用はいかがでしょうか。他社と比べて競争力のあるレベルになっているでしょうか。この点についても厳しめに査定しましょう。今から3割くらいは下げる余地があるのではないでしょうか。

社内のコストをとことん下げる、少しでも利益率の良い仕事の比率を増やしていく、この2本立てでぜひ会社の利益率を向上させて下さい。


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