物流を理解していない人を説得する法(2) 他社情報を提供する

物流についての情報は新聞で報道されている内容であれば容易に把握することができます。しかし一般的に皆さんは物流に関する関心度が低いため、新聞記事もスルーしている可能性があります。

そこで、社内で物流を理解していない人たちを説得するためには、まめにこのような記事を集めておくとよいと思います。

社内の人たちは他社の動向を気にしているので、そのような情報を提供すると喜ばれます。特に同業他社の情報は貴重です。

他社ではこのようなやり方をしているのだから、という話し方には説得力があります。どこも同業他社に負けたくないと当然思っているからです。

ですからできるだけ「他社の物流情報」を集めてそれを社内で提供していくことが望ましいでしょう。

では他社物流情報は新聞からしか得られないものなのでしょうか。決してそのようなことはありません。むしろもっと生でホットな情報を得られる場があります。

それが「セミナー」であり「物流施設見学会」であるのです。要はそのような場所に積極的に出かけていく人が重要情報を得られるということにつながるのです。

セミナーや見学内には同じような悩みを抱えた人たちが集まります。ですから積極的に声がけをし、意見交換をすることをお勧めします。

まずセミナーで自分が知らなかった知識を習得する。実際に物流施設を見学して自分の目で確認する。そして他者と意見交換を行うことで自分の困っていることを他社ではどのように対応しているのかを知ることができるのです。

生の情報、自分の目で見た情報は社内でもより説得力が増すことでしょう。これを聞けば物流に関心がない人も少しは物流の重要性に気づくことだと思います。

セミナーに参加した場合はその時の資料を、見学会に参加した場合は写真を撮って来て見せると説得力が増します。

他社情報を提供することでその人が焦りを感じてくれればしめたものです。さまざまな情報を上手く活用することで、物流を理解していない人を説得していきましょう。

次回に続きます。


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