物流契約の考え方(3) 荷物の賠償責任

物流では顧客の荷物を預かる行為、それを運ぶ行為がメインになってくると思います。そうなると他人からの預かりものに対しては十分に注意して取り扱うことが求められます。

物流の過程で顧客の荷物を損傷してしまった場合には賠償責任が生じます。この損害賠償の範囲をどこまでにするのかは契約で決まります。

この場合物流受託者側の責任で荷物を損傷したケースにおいて賠償を行うという文言になると思われます。

では交通事故で道路が大渋滞し延着が発生した場合にはどうなるでしょうか。常識的に考えれば不可避的事項として免責としたいところです。

しかしこういったケースを想定し契約で決めておかないと事業者責任を求められることにもなりかねません。

冬場の大雪で道路状況が極めて悪い時に「何としても着けろ」という指示が荷主から出ていたという話を聞きました。

これは一種の天災にあたる可能性がありますが、やはり契約書に何かしらの文言で記しておく必要がありそうです。

こういった延着の事由はある程度想定されますので、それを契約書に入れておくことは難しいことではありません。

顧客の荷物の損傷ですがよく「段ボールのへこみ」について話題になることがあります。段ボールを積み重ねた際に下の方の箱にへこみが出てしまうことがあります。

この「へこみ」が荷物の引き渡し前なのか後なのかによって責任分担が全く変わってきます。物流事業者は積み込みに行った際に荷物に損傷がないか確認しておく必要があります。

仮に積み込み前に損傷があったとしてもそれに気づかずに引き取ってしまうと、後でその損傷が見つかっても物流事業者の責任になることが考えられます。

高価な商品を保管したり運んだりする際に何かあった時の損害賠償は多額となる可能性がありますので注意が必要です。

いかがでしょうか。契約の重要性はご理解いただけたものと思います。繰り返しになるかもしれませんが契約書に書かれていない事象が生じた場合にはもめることが考えられます。

想定される事象はできるだけリストアップして一つひとつ契約書に織り込みましょう。日本はあまり契約というものに慣れていない傾向にありますが、それは望ましい姿ではありません。

お互い真剣にビジネスを行うのであればできるだけ曖昧な要素は避け、お互いの約束事についてしっかりと合意しておきましょう。


■6月24日(水) 日本IE協会で講演を行います!

 「物流標準時間の導入とその活用法」

物流管理が不十分といった「物流マネジメントの問題」が浮き彫りになっています。製造現場で当たり前に使われている管理技術も物流現場では整備されていません。物流コストを明確に示せず「不十分な見積もり」が挙げられます。顧客に対してかかるコストを定量化できないために正確な見積もりができないのです。

また、作業手順や作業ペースを作業者任せにし、作業者が「仕事量に関わらず自分の持ち時間を目いっぱい使って作業を行う」といった現象も多く見受けられます。

もう物流マネジメントができないという時代ではありません。物流作業を定量化し、きっちりとした管理を行うことで会社収益に貢献していきましょう。

物流作業を定量化するために物流標準時間を導入し、活用することで会社収益向上に貢献しましょう!ぜひ、この機会のご参加をお待ちしております。

http://www.j-ie.com/activity/ie-seminar/management-innovation/post-18713/

■6月26日(金) 大阪府工業協会で講演を行います!

  『工場内や倉庫での物流作業改善 入出庫作業 ピッキング作業 
   ムダ取りとポカヨケの実践 
   ~作業ロスを見過ごさない、ミスを起こさないための具体策~』

人が介在する作業が多い工場内や倉庫の物流現場には、ピッキング時の「数量間違い」や「欠品」などのミス、またムダな人やモノの動きが数多くあります。作業に慣れていない方はもとより、ベテラン社員でもムダやロスを見過ごしたり、ミスを発生させたりします。これら物流現場の作業を改善することで、クレームの削減やコストダウンにつながり、工場全体の収益向上に必ず貢献します。本セミナーでは、今まであまり目を向けることがなかった工場内や倉庫での物流作業を見直し、改善するために必要な知識をわかりやすく説明します。作業ロスを見過ごさない、ミスを起こさないための具体策についても学んでいただきます。

お問い合わせ先【大阪府工業協会】
http://www.opmia.or.jp/

■講演DVDが発売されました!

 「成功の秘訣はココにあった!達人が伝授する荷主会社のための物流アウトソース戦略 」

 http://ebrainshop01.free.makeshop.jp/shopdetail/000000000151/

■日刊工業新聞社 工場管理 に連載中!

 「工場はまだまだ改善余地がいっぱい!
         工場管理者のための物流改善ネタ出し講座」

  6月号 第11回 宝の山を掘ろう 物流管理編

 http://pub.nikkan.co.jp/magazines/detail/00000516

★物流インターネットセミナーを始めました!★ ダイジェスト版をご覧いただけます!

『成功の秘訣はココにあった!達人が伝授する荷主会社のための物流アウトソース戦略』
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『消費増税はライバルより一歩抜きん出る絶好のチャンスだ!~荷主から選ばれる会社に変身する黄金ルール』
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