生産と物流の関り(2) 努力不足の物流

よく耳にすることですが、製造業の経営者や管理者は生産活動には興味を持つものの、物流には無関心であるとよく言われます。

物流について学生時代にきっちりと勉強したことがある人は皆無かもしれません。一方でものづくりに関してはさまざまな技術が工学として学ぶ機会が与えられています。

技能検定の分野でも加工技術やプレス技術などの資格はしっかりと確立されていますが、物流に関する技能検定は存在しません。

この現象は製造業だからということではなく、日本全体の構造的な問題であると言えそうです。欧米では技術として認められているロジスティクスですが、日本では物流学科は数えるほどしか存在しないのです。

このような物流を取り巻く環境や、その生い立ちで物流が進化する過程をたどるには道が険しいと思わざるを得ないのです。

ただし、環境や生い立ちのせいにしているだけでは何も進みません。もし今、会社の中で物流の地位が低いのであれば、自分たちに起因する要因を探ってみる必要がありそうです。

たとえば生産工程には標準作業書が整備されているものの、物流工程にはそれが無い。生産工程には標準時間が設定されていても、物流工程では設定されていない。

このような状況があったとしましょう。たしかにこのような状況が多くの会社で存在しています。これは何を示しているのでしょうか。

それはずばり「物流の努力不足」に他なりません。なぜ生産でできていることが物流でできないのでしょうか。

物流は仕事の波動が大きいから標準化はできないとか、定型的な作業が少ないので標準時間設定には向かない、といったもっともらしい言い訳をする物流管理者がいます。

もしそのような考え方であれば、いつまでたっても物流の地位が向上しないことは目に見えています。なぜなら自ら努力をしようという意思がないからです。

まずは必要であるといわれる項目について、生産と同じことをしない限りスタートラインには立てないと考えるべきです。

もしその意思が無いのであれば、いつまでたっても生産の下請作業の域を脱することはできないでしょう。

生産工程が長年かけて築き上げてきたことと同じことを物流でも実行する必要があります。誰がやるのでしょうか。それは物流に携わる人が自ら行うしかないのです。

努力不足の物流からの脱却が第一歩なのです。

次回に続きます。


■東京で梱包改善のセミナーを実施します!

  「工場の最後の砦を徹底改善!梱包品質・出荷生産性の劇的向上秘訣
   ~頭を働かせ、手を動かして学ぶ体感型セミナー~」

 2018年12月18日(火) 10:00~17:00
 東京・平河町近辺の会議室
 詳細は以下からお願いいたします。
 http://www.j-ie.com/activity/ie-seminar/site-innovation/post-35329/

■『3つの役割を果たす!構内物流改善の進め方』

カイゼンベース株式会社とKein物流改善研究所との協働制作講座が完成しました!
物流のE-learningは珍しいかもしれません。一部無料で見られますので皆さんもアクセスしてみて下さいね。

https://www.kaizen-base.com/contents/logi-42826/

■日刊工業新聞社 工場管理 11月号 好評連載中!

 「工場物流進化論~物流変革時代を乗り切るヒント
  第7回  国の施策としての総合物流施策大綱(中)」

 http://pub.nikkan.co.jp/magazine_series/detail/0007

物流改革で「収益力向上!」「品質力向上!」「人財力向上!」 Kein物流改善研究所
http://www.keinlogi.jp/

Kein物流改善研究所

神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台17-1-218 

 

TEL:045-350-2367

代表/受付時間10~18時)

 

email;kaizen@keinlogi.jp

 

対象地域

日本全国各地

 

お気軽にご相談ください

物流改善ブログ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に更新しています。

「収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ」

http://blog.livedoor.jp/gz0210/

物流改善メルマガ

毎週月曜日、水曜日、金曜日に発信しています。

「会社収益がみるみる向上する!

 1分でわかる物流コスト改善の

 ツボ」

http://www.mag2.com/m/0001069860.html

お勧めサイト

経営コンサルタント探しの「経営堂」

「IT企業専門の会計士事務所」

山田経営会計事務所

http://www.cpayamada.jp/

プロセスと結果で時代の変化に対応する

株式会社キーロジ

http://www.key-logi.com/

Facebook

Twitter