荷姿の目的とは(2) 荷姿の恩恵を被るのは誰か

荷姿は何のためにあるのか?このような疑問を持つことが重要です。今までは当たり前のように発生しているので気にかけていないだけですから。

たとえば得意先に製品を届けるための荷姿。この目的は何でしょうか。これは「自社内で保管、運搬するため」と「得意先まで輸送するため」です。

この荷姿の場合、それがないと困るのは自社なのです。つまり誰のための荷姿かといえば自社のためということになります。

ですから、荷姿にかかる費用は自社で負担するということが自然な考え方です。ではこの製品を得意先が引き取りに来る場合はどうでしょうか。

自社内運搬や保管では自社のためといえますが、輸送の主体は得意先になります。したがいまして、輸送に必要な荷姿は得意先のためといえます。

では工場の中を考えてみましょう。工場の中で製造工程に部品を供給するときの荷姿はいかがでしょうか。

この荷姿の恩恵を被るのは誰か、です。その人は「工場内物流」です。なぜなら運搬途上で部品にダメージを与えないために荷姿が必要となるからです。

保管時点ではどうでしょう?それはその在庫が誰のものかによって変わってきます。サプライヤーが未納を繰り返すために持っている安全在庫であれば、購買のため、ということになります。

同一工程で複数製品を生産するために段取り替えが発生する場合はどうでしょう?当然のことながらロット在庫が発生し、それを保管する必要があります。

その場合はロット在庫をコントロールする生産部門のための荷姿だといえます。在庫を発生させている部門のための荷姿が保管用の荷姿だと考えればよいでしょう。

荷姿には容器購入費やメンテナンス費がかかります。そこでこの費用はその荷姿の恩恵を被る部署に負担してもらうことがリーズナブルでしょう。

一般的には荷姿は物流の一部だから、という理由で荷姿コストを物流部門に負わせているパターンが大半だと思います。

でも正確には上記の通り「荷姿の恩恵を被る」部署が負担すべきです。勝手に大量生産をしながらその入れ物である容器費用を負担しないことは無責任ではないでしょうか。

次回に続きます。


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