輸配送改善のポイント(4) 製品設計時に物流の思想を織り込む

まだまだ意識は浸透している感はありませんが、物流を意識した製品設計というものがあります。製品には商品性やデザインなどの重要要素があります。それとともに、「物流」も商品力の一つだという考え方です。

商品開発や製品設計はできるだけ制約をかけずに行うことで発想力も拡大し、よりよい商品が生まれるものと考えられます。

しかし現実問題を考えると製品設計時に物流の思想を織り込んだ方がよいものがあります。

「物流コスト負担力」という考え方があります。これはその製品を運ぶ時にかかるコストがその製品の価格に対して比率が高いものは「物流コスト負担力がない」と表現します。

たとえば薬1㎥とポテトチップス1㎥の価格を比較したとしましょう。結果はいうまでもなく薬の方が何十倍、何百倍もするものと思われます。

一方で物流コストは、というと同じ距離を輸送するのであれば原則としてコストは同じです。つまり薬は物流コスト負担力があり、ポテトチップスにはそれがないということになります。

特に物流コスト負担力がないものについては製品設計時に物流を考慮する方が望ましいと考えられるのです。

モノを運搬するときは原則として直方体の形状の中に収める形となります。なぜならトラックやコンテナの形状が直方体になっているからです。

製品を設計する際に、ある直方体に入れたときに空間ができるだけ発生しないように考えます。仮に製品そのものが直方体のような形になっていたとしても、その一部から突起のようなものが出ていたとしたらどうでしょうか。

せっかく物流上ロスの発生しない製品の形状であるにもかかわらず、その突起1つがあるだけで実質的に輸送ロスが発生してしまうのです。

このような視点で自社の製品を眺めてみましょう。どうでしょうか。「この部分」が効率を低下させるという状況に気づいたのではないでしょうか。

物流は最初が肝心です。製品は設計時点で輸送効率が決まります。だからこそ物流コスト負担力が小さい製品についてはぜひ設計時に物流を意識していただきたいと思います。

次回に続きます。


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